大塚家具めぐる父娘の争い、法廷で直接対決

 株主の選択と異なり、
 法律の話になれば、
 父が勝つ可能性もありますね。

 久美子社長は不利に思えるのですが、
 どうなるのでしょう。

 しかし、そもそも株の移転も社債引き受けも、
 すべては父の意思で実行されたはず。

 思い通りの経営をしてくれないから、やっぱり返せ。
 長寿化の時代、どこの中小企業でも起こりうることだと思う。

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 大塚家具めぐる父娘の争い、法廷で直接対決
 TBS系(JNN) 7月13日(月)

 大塚家具の経営権をめぐる争いで、株主総会に続き、今度は法廷で創業者の父と、社長である娘が直接対決しました。

 この裁判は、大塚家具の創業者・大塚勝久前会長(72)が、久美子社長(47)が役員を務める資産管理会社「ききょう企画」に15億円の支払いを求めたものです。

 東京地裁で開かれている裁判には、久美子社長がパールのネックレス、濃紺のスーツ姿で出廷。勝久前会長の前で尋問を受けました。

 訴状などによりますと、勝久前会長は2008年、「ききょう企画」に保有していた大塚家具の株式130万株を譲渡する代わりに、15億円の社債を引き受けましたが、期限を過ぎても社債が償還されていないと主張しています。

 これに対し久美子社長は、午前の証人尋問で父親の勝久前会長を“原告”と呼び、「原告(勝久前会長)は不祥事で意欲が減退し、社長を交代した」「親の作った会社を守ろうと家族会議で決めたことだ」「無にされ情けない、残念だ」などと述べ、全面的に争う姿勢を示しました。勝久前会長は、証言する久美子社長をじっと見つめていました。