2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

株式保有特定会社の更正の請求

株式保有特定会社の判定基準が、大会社でも50%になる予定でしたが、通達が改正されました。 注目は更正の請求の根拠条文。 本来、国通23条1項の期限が過ぎていた場合に限って、2項で更正の請求をする。判決による通達解釈の変更は2項に該当します。 …

税理士業務の落とし穴の種類

税理士業務における判断の種類は、1種類ではありません。 よくグレーゾーンといいますが、黒から白までがグラデーションになっていると、どこで妥協するのかが難しくなります。必要なのは価値判断になります。 リスクが隠されており、落とし穴に気付かない…

今だからできることと、今しかできないこと

今だからできることってあります。 将来の自分ではできない仕事です。 手間ばかりがかかる仕事や体力勝負の仕事などです。 今しかできないこともあります。 昔の自分だったらできない仕事です。 経験と知恵が必要とされる仕事です。 しかしどっちも実は同じ…

羽毛恐竜

子供の頃、図鑑に登場するティラノサウルスといえば、ゴジラのように直立姿勢で獲物を見下し、体長15メートル、体重は8トンでした。 その後学説が代わり、姿勢は水平で迫力が不足し、体長は13メートル、体重は6トンまで縮小。アフリカ象より軽い。 な…

公益社団法人の法人税率

以前は、公益法人の収益事業に対する法人税率は、22%だったが、現在は25.5% 理由は次ですね。 収益事業を普通法人として扱うのが、20年改正の目的の1つだった。 以前は、収益事業34業種に、公益事業が含まれてしまうことがあった。さらに本来収…

小規模宅地特例の改正趣旨

小規模宅地は、居住用の面積拡大と完全併用の改正がありました。 改正の趣旨は地価対策だろうか、 居住用宅地を100坪にまで拡大したのは、需要喚起のため。 今住宅を買えば、大幅な節税になるよ。 自宅に加え、同族会社事業用宅地も完全併用できる。 会社…

教育資金贈与の利用価値

現金の信託は、受託者が私消してしまう可能性が高い。 教育資金信託なら、受託者リスクゼロです。 浪費癖のある子には現金を渡せないので、孫のために教育資金信託を使う。 毎日、祖父が孫の塾の送り迎えをしている。それを当たり前と思っている子には現金を…

豊橋

昨日は豊橋での講演会です。 テーマは、組織再編と資本取引なので、難解な印象をもたれた受講者が多かったかも。 「分かりやすかった」「難しかった」の他に、なにか一つ感想をもっていただけたか。 そこが勝負です。

期限切れ欠損金

この会社が解散した場合。 ───────┬─────── 土地 300 │負債 1000 (時価1400)│資本 100 |利積 ▲800 旧法の財産法時代なら課税されていました。 マイナスの利積の議論はありますが。 清算所得=300=1400−1000−(100+0) …

事務所の入り口に植えました。 土曜日に買ってきたのですが、名前は……忘れました。 なんていう花でしょう。

日本の文化

子供がいるので、おもちゃ売り場によく行きますが。 おもちゃの進化はすごい。自分の子供の時とは比較にならないほどデザインも機能も洗練されている。 日本の怪獣は、伝統芸能としての文化。 作り込みの完成度や色合いのセンスを眺めてると、飽きさせません…

経験と決断力2

後継者は、どのような会社を作っていけばよいのか。 自分の会社にすることだと思います。 つまり、後継者の個性が活きる会社にできるか否かが重要なのだと思います。 そうすれば、さらに大きくする、規模を縮小する、新たな事業を始める、うまく廃業するなど…

経験と決断力

社長歴が長くなると組織は大きくなり取引額も増えていく。 そして必要とされる決断のレベルも上がっていく。 社長業を引き継ぐ息子は成長が要求される。 のではないのですね、たぶん。 自分が作った組織ゆえに、自分に決断が要求されてしまうだけのこと。 仮…