実務

 29年会では、

配偶者控除を廃止して夫婦控除を創設する案が消えましたが。 共働き支援は社会主義的な印象が強い。 亭主が働き妻を養うべきだ。 そのようなイデオロギーをもつ首相の意思があった。 なるほど。 あり得そうな話です。 ―――――――――――――――――――― 日経新聞 風見鶏 …

奈良

申告書の添付書類を提出しに奈良税務署へ。 鹿の糞はすべてバクテリアが分解し肥料になっているという。 そういえば、誰かが掃除しているのを見たことがない。 奈良県庁近くの商店街の店。京都ともまた違う雰囲気。

体で覚える

体で覚えろ、とよく言いますが。 これってウソで、覚えるのはあくまで脳であって体ではない。 というのは違うのですね。 まさに体が覚えるというのが最新の脳科学。 手が何かに触れる。 この場合、このように動かそう、という意図と、 実際にはこのように動…

4刷

顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 中央経済社 4刷が、年末年始をはさんで印刷に時間がかかってましたが、 これから出荷されるとのことです。 アマゾン、書店に来週には補充されると思います。 さらに売り上げを伸ばしたいと思い…

税法書籍が売れない

税法の書籍が売れなくなっています。 国税庁のHPなど、情報の質と量が充実しているネットの時代が一つの原因。 月曜にも消費税のQ&Aが出るとのこと。 それを参考に執筆した本が売れるはずありません。 今、40代以下の税理士は、朝、まずは国税庁のH…

裁判

過去に裁判し、ほぼ勝訴になった人はそれを武勇伝として語ります。 不利になりそうになったときに弁護士が戦ってくれた。 相手の弁護士が理不尽なことを主張してきた。 自分は信念を持ってやり遂げたと。 「では、もう一度裁判をやれといういわれたらどうで…

人生何があるかわからない

「人生何があるかわからない。いつ死ぬかもしれないので早期に生前贈与をしたい」 このような相談を受けることが多い。 このような場合、アドバイスは決まってます。 「そうですね。人生わかりません。100歳まで長生きするかもしれません。だから生前贈与な…

民法の改正と経過措置

民法の改正で過去の決定に影響を及ぼす項目が相当多数になるといいます。 あるいは、経過措置が必要になるのですね。 これって税法が参考になるのではないかと。 改正による経過措置や、過去の取引への扱いなら税法は慣れっこ。

過去に縛られる

人間の行動はすべて過去の経験に縛られます。 これまでやってきたことを無駄にしたくない。 これまでの投資を無駄にはできない。 今までの決断は正しいはずだ。 そのために、 成功体験にこだわる。 赤字のアパートの処分ができなくなる。 値下がり株の損切り…

一般社団法人・信託を中心とした相続・事業承継スキーム

ビズアップ総研主催のセミナーです。 一般社団法人・信託を中心とした相続・事業承継スキーム 2014/3/20 (木) 13:30〜16:30 【大阪会場】 2014/3/28(金) 13:30〜16:30 【東京会場】 一般社団法人と信託に注目が集まりつつあります。 当たり前の解説は、簡…

自由な意思は存在しない3

日経新聞の「哲おじさんと学くん」という哲学を学ぶ連載コラムが話題になっている。 しかし、脳科学が発展すると、じゃ、哲学ってなんなの、 という疑問がわいてくる。 「自由意思」とか、「決定論」と「因果論」などというのが、哲学の主要な論点らしい。 …

自由な意思は存在しない2

「意識」も自由な意思決定において、担当している役割がある(単純な脳、複雑な「私」 池谷裕二)。 それは拒否権の発動。 いろいろな行動の選択肢のデータが無意識領域から意識に送り込まれてくる。 それを拒否するのが意思の役割。 拒否しなかった選択肢を…

自由な意思は存在しない

人間には自由意思は存在しないことが脳科学では定説になっている。 すべての決定は無意識領域が行っている。 手を動かそう、と思うより前に、脳内の各エリアでは手を動かす準備を始めている。 俺はこうしよう、と思うより前に、無意識領域では決定済み。 実…

アイデアが浮かぶ文章

イマイチだと思う文章を読んでいるときでも、 なぜか、いろいろと浮かんでくる文章ってあります。 書いてないことが次々と勝手に浮かんでくる。 自分の思考経路に沿って起承転結が進むので、 格納されている無意識の知識が呼び出されるのでしょう。 良い悪い…

リスク察知センサ

専門家にはリスクを察知する独自のセンサがあるのですね。 弁護士なら法律の落とし穴に対するセンサーがはたらくのでしょう。 税理士であれば、当然税法です。 しかし、センサには様々な種類がある。 光センサ、赤外線センサ、超音波センサ、ガス探知センサ…

今年もよろしくお願いします。

税理士業にはなかなか変化がないのですが。 変化がない環境ほど、実は見えない変化があります。 事務所の本業が第一。 特別なことはしません。 F難度の節税も不要。 しかし、そのために今までとは違う何ができるか。 アイデアが60個は発想できるか。 オマ…

2度目の増刷

顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 中央経済社 2度目の増刷が決まりました。 25年改正後の小規模宅地特例の扱いなど、 思い切って書いた箇所に多少不安があったのですが、 改正措通で、原稿が間違ってなかったことがわかり安心…

ゆらぎ

今、自然科学の最先端が、脳科学と素粒子物理学。 どちらも一般向けの書を読んでいると「ゆらぎ」という言葉がでてきます。 ビッグバンの後、完全な均一状態では物質も星も時間も生まれない。 真空にゆらぎが生じ、ムラができて初めて物質が生まれた。 脳内…

実務は形式

実務は形式です。 仮に判例が示した実質要件なんていくら検討しても答えはでない。 重要なのは形式の積み重ねが、ストーリーに沿っているか否か。 役員退職金を払った。 同族間で土地を売買した。 不動産管理のために一般社団法人を設立した。 形式と形式を…

読みたい本

どうすれば成長できるのか。 そんなのは誰にも分かりません。 振り返って分析はすることはできますが。 つまり日経新聞の私の履歴書の執筆者の人生です。 先達と同じように起業しても成功できるわけではありません。 ある分野で成功した人物は、仮に別の分野…

税理士を商売敵と考える税理士

保険や金融業者は税理士の顧問先を目当てに営業し、 顧客仲介会社などは税理士を客を考える業者。 さらに最近は、 税理士から顧客を奪うことを目的にしている人たちが増えている。 国税OB税理士 …… 顧問税理士には税務調査対応はムリ。損するぞ。 資産税専…

座談会

書籍を出版してから、原稿や講演会の仕事を 今まで以上にいただくようになりました。 そして今日はこれから、税法雑誌の座談会。 司会進行役です。 座談会形式の書籍が多いからなのかはわかりませんが。 さて、どんなストーリーになるのか。 たのしみです。

増刷が決まりました

顧問税理士のための相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 増刷が決まったそうです。 内容に自信はありましたが、売れるか否かはまた別。 それなりに売れている要因を自分なりに考えると。 1 街の税理士が街の税理士のために書いた本。 2 顧問税理士の…

何に繋げるか

次にどう繋げるかが大事だ。 これは本業について言えることです。 仕事を獲得できれば、次の仕事に繋げる。 本業以外の行為については、 何に繋げるかが重要ですね。 同業者団体での活動が、仕事の獲得に繋がるわけではない。 次に繋げるだけではダメ。 何に…

今年4冊目の本

実践 一般社団法人・信託活用ハンドブック 清文社 勉強会のメンバーとの共著が12月に発刊されます。 いや、まさか1年で4冊も出版するとは考えてませんでした。 さて、今回の本は、先行で出版した一般社団法人・一般財団法人・信託の活用と課税関係の姉妹…

アマゾンランキング

アマゾンのランキングで500位です。 え、500位、大したことないんじゃ、と思うのですが、専門書では上出来の順位です。 ――――――――――― 顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 508位 1位 …

街の税理士のための本

顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 ――――――――――― 出版社の担当の方から電話があり、売れ行きは非常に好調ですとの連絡をいただきました。 とりあえずはホッとし、嬉しい瞬間でもあります。 できれば、税制改正に対応し改訂したいと…

書店に並びました

顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 中央経済社 書店に並び、アマゾンでも出荷が始まりました。 さて、どこまで売れるか。 というより1人でも多くの方に読んでいただきたいという期待です。

物価対策としての転嫁政策

消費税率アップにむけ、政府は消費税を転嫁するための監視の仕組みやガイドラインの作成に力を入れている。 本来消費税は付加価値税。 外形標準課税の税率引き上げで税負担が増えるのと同じ。 本質的には転嫁を国が強制する話ではない。 堂々と値上げ政策が…

同族株主のいない会社

中小企業でも同族株主がいない会社がたまにある。 かつて上場を目指していた、歴史があり経営者が傍系に代わっているため左右6親等を超えて株式が分散している、などのケースだ。 同族株主がいないので、当然、株主全員が配当還元評価できるわけだが、 仮に…