2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

現状は正しい

税理士として資産家や経営者の方にアドバイスをするときは、 常に現状は正しい、というところから出発します。 税務調査で指摘された事項を修正申告する際も同じです。 もちろん処理にミスがあったということなのですが、それでも現状が正しいというところか…

会社の資金のみで事業承継する3手法

今は、会社資金のみを使って事業承継ができます。 いずれも相続開始後3年以内の自己株式買取によるみなし配当の特例(措法9の7)を使います。 第1法 先代経営者に相続が発生した後、相続税の申告後3年以内に、後継者から自己株式を買い取る方法 第2法 …

最近の税法雑誌の記事

最近は、消費税の経過措置と設備投資減税の話題ばかり。 理屈のない話なので退屈です。 設備投資減税で企業の業績が回復するのか。 景気が上昇傾向にあるから設備投資減税を導入できるのか。 後者だと思う。

続財産に対して所得課税をするとどうなるのか?

アメリカの遺産課税方式は、死亡した人に対する最終の所得税だ、と説明されることが多いのですが。 実際には取得費を控除して値上がり益に課税するわけではないので、正確ではありません。 カナダの場合は、現実に譲渡したものとして値上がり益に所得税課税…

一般社団法人 一般財団法人 信託の活用と課税関係

来週には出版されるそうです。 文字だけのとてもシンプルなデザインです。 http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%A4%BE%E5%9B%A3%E6%B3%95%E4%BA%BA-%E4%B8%80%E8%88%AC%E8%B2%A1%E5%9B%A3%E6%B3%95%E4%BA%BA-%E4%BF%A1%E8%A8%97%E3%81%AE%E6%B4%B…

数式だけでは何も理解できない

物理学者がお互いに自分の理論を相手に説明するときでも、イメージできる身近なものに例えて説明しないと、相手は理解できません。 いきなり、数式を示されても、物理学者ですら何のことか分からないそうです。 税法も同じですね。 いきなり、条文を解説され…

見えるデメリットと見えないメリット

支払いが増加するデメリットがある。 メリットは数値化できない。 見えるデメリットだけを意識し、見えないメリット(実際には見えてるのですが)を意識できない人は経営者に向いていないと思う。

顧問契約

表向きは、法人税の顧問契約でも。 実際には家族の財産管理契約だと考えて契約しています。 いまどき法人税で節税できる部分なんてほとんどありません。 もちろん、保険商品などを販売するという意味ではないし、カッコイイ相続シミュレーションを作ることで…