2013-01-01から1年間の記事一覧

暗黒エネルギー2

検出できない社会のダークエネルギー。 なぜ、日本人は物を買わなくなったのか。 なぜ、いくら金融緩和をしても賃金が上がらないのか。 なぜ、税理士を含めた税務行政はこれほど上手く機能するのか。 なぜ、幕末、戦後、と見事なほど社会改革が成功したのか…

暗黒エネルギー

ヒッグス場理論がほぼ証明された現在、 次の目標はダークエネルギーとダークマター(暗黒物質)。 光りも電波も発しないので今のところまったく検出できない。 スーパーカミオカンデが観測実験していますが。 しかし存在することは間違いない。 既知の物質か…

認定医療法人の納税猶予(2)

今、設立する法人が厚労省の考えるあるべき法人の形態。 それに移行するのにどの程度の要件を求めるのか。 持分を放棄したら納税猶予は免除する制度なので、その後、相続人 に課税することはできない。 66条4項は、持分の放棄時にしか課税できない規定。 …

認定医療法人の納税猶予

医療法人の納税猶予制度については、 本来出資持ち分を放棄すれば、相法66条4項によるみなし贈与課税があるので、 贈与税を課さなための要件が厳しくなるのではないかという意見が多いと思います。 ただ、そもそも新規に設立する医療法人であれば、出資持…

2度目の増刷

顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 中央経済社 2度目の増刷が決まりました。 25年改正後の小規模宅地特例の扱いなど、 思い切って書いた箇所に多少不安があったのですが、 改正措通で、原稿が間違ってなかったことがわかり安心…

ゆらぎ

今、自然科学の最先端が、脳科学と素粒子物理学。 どちらも一般向けの書を読んでいると「ゆらぎ」という言葉がでてきます。 ビッグバンの後、完全な均一状態では物質も星も時間も生まれない。 真空にゆらぎが生じ、ムラができて初めて物質が生まれた。 脳内…

実務は形式

実務は形式です。 仮に判例が示した実質要件なんていくら検討しても答えはでない。 重要なのは形式の積み重ねが、ストーリーに沿っているか否か。 役員退職金を払った。 同族間で土地を売買した。 不動産管理のために一般社団法人を設立した。 形式と形式を…

読みたい本

どうすれば成長できるのか。 そんなのは誰にも分かりません。 振り返って分析はすることはできますが。 つまり日経新聞の私の履歴書の執筆者の人生です。 先達と同じように起業しても成功できるわけではありません。 ある分野で成功した人物は、仮に別の分野…

最近の本3冊

一般社団法人 一般財団法人 信託の活用と課税関係(ぎょうせい) 顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60(中央経済社) 実践一般社団法人・信託活用ハンドブック―相続贈与・資産管理・事業承継対策に役立つ!(清文社) 最近の本ですが…

レベルアップすると

自分が一段上の思考能力を持つことは、想像できないはずです。 想像できればそのレベルに達していることになる。 ところが、一つ上の階層に到達すると、 それが当たり前になる。 自転車に乗れるようになると、乗れなかったのが想像できなくなる のと似ている…

現状を肯定する視点

現状を肯定することから解決策が見つかる。 「視点を変えてみる」 「見えていなかったものを見てみる」 「逆の発想をしてみる」 今の自分が出発点なので、 解決法を見つけることは、誰にでも可能。

現状を否定する視点

現状を否定する人たち。 「税務調査官は悪いひとたちだ」 「税法条文は批判すべきだ」 「税理士ではだめだ」 しかし、そのような主張は、 ある意味、税理士業界の認知度を高めている。 この状況を利用し、税理士としては常識を語りたい。

税理士を商売敵と考える税理士

保険や金融業者は税理士の顧問先を目当てに営業し、 顧客仲介会社などは税理士を客を考える業者。 さらに最近は、 税理士から顧客を奪うことを目的にしている人たちが増えている。 国税OB税理士 …… 顧問税理士には税務調査対応はムリ。損するぞ。 資産税専…

アメリカの交渉力

日米間のポスティングシステムの交渉が難航し、 楽天のマー君の米移籍が決まらない。 メジャーの球団の思惑が一様ではなく、 まとまる気配がゼロだという。 しかし、それは日本人の発想だろう。 たぶん、今月中に決着すると予想します。 とことん異論は出し…

座談会

書籍を出版してから、原稿や講演会の仕事を 今まで以上にいただくようになりました。 そして今日はこれから、税法雑誌の座談会。 司会進行役です。 座談会形式の書籍が多いからなのかはわかりませんが。 さて、どんなストーリーになるのか。 たのしみです。

増刷が決まりました

顧問税理士のための相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 増刷が決まったそうです。 内容に自信はありましたが、売れるか否かはまた別。 それなりに売れている要因を自分なりに考えると。 1 街の税理士が街の税理士のために書いた本。 2 顧問税理士の…

ニホンカナヘビ

冬眠前でしょうか。 比較的陽気だったので岩の上で日光浴をしています。

何に繋げるか

次にどう繋げるかが大事だ。 これは本業について言えることです。 仕事を獲得できれば、次の仕事に繋げる。 本業以外の行為については、 何に繋げるかが重要ですね。 同業者団体での活動が、仕事の獲得に繋がるわけではない。 次に繋げるだけではダメ。 何に…

今年4冊目の本

実践 一般社団法人・信託活用ハンドブック 清文社 勉強会のメンバーとの共著が12月に発刊されます。 いや、まさか1年で4冊も出版するとは考えてませんでした。 さて、今回の本は、先行で出版した一般社団法人・一般財団法人・信託の活用と課税関係の姉妹…

一般社団と信託の本は売れる?

一般社団と信託をテーマにした本が売れるとは、 1年前なら誰も想像していなかったのでは。 安定して売れているようです。 Amazon ベストセラーランキング: 本 - 813位 2位 ─ 本 > 税法 3位 ─ 本 > ビジネスの法律 4位 ─ 本 > 税金 アマゾンの順位は全体の売…

今年の税制改正

相続税の改正は昨年だし、設備投資減税も前倒しですでに内容はわかっている。 今年は大きな改正はないのだろうか。

アマゾンランキング

アマゾンのランキングで500位です。 え、500位、大したことないんじゃ、と思うのですが、専門書では上出来の順位です。 ――――――――――― 顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 508位 1位 …

街の税理士のための本

顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 ――――――――――― 出版社の担当の方から電話があり、売れ行きは非常に好調ですとの連絡をいただきました。 とりあえずはホッとし、嬉しい瞬間でもあります。 できれば、税制改正に対応し改訂したいと…

一般社団法人の機関設計

一般社団法人を設立することになったが、 機関設計はどうすればよいかと聞かれたら。 1名で運用するなら、有限会社と同じ。 夫婦2名で社員になり、理事は1名でOK。 これは、出資者と役員1名の旧有限会社と同じ。 一定の規模があるなら株式会社と同じ。…

熱風の日本史

日経新聞で連載している「熱風の日本史」が面白い。 毎週楽しみにしています。 熱しやすく冷めやすい日本人の国民性が、 近代日本史にどう影響したか検証する。 国民の憎悪感情が高まりが、 関東軍などの台頭を許した。 他の意見を許さない戦争しかないとい…

経済成長のない時代

今、景気は回復局面にあります。 ずっと底に張り付いていた不景気が、 アベノミクスでよくなったというのは間違い。 失われた20年間と言っても、景気の波はありました。 常に景気の谷があれば、回復局面があるのは当然です。 小さな景気の波と10年に一度…

書店に並びました

顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 中央経済社 書店に並び、アマゾンでも出荷が始まりました。 さて、どこまで売れるか。 というより1人でも多くの方に読んでいただきたいという期待です。

二世帯住宅改正の趣旨(小規模宅地特例)

区分所有登記しないかぎり、完全分離型でも一つの建物。 区分所有登記すれば別の建物とみなす。 二世帯住宅は完全分離型でも一つの建物と扱い、 分譲マンションは部屋毎に区別して判定する。 この理解をすれば、改正後の小規模判定は簡単です。

顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60

顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 初の単著です。 テーマは少子高齢化時代の財産管理と課税関係。 これを抜きに企業オーナーや資産家のアイデア提供はできない時代です。 12の知識のポケットをフルに活用して現状をアドバイスし…

物価対策としての転嫁政策

消費税率アップにむけ、政府は消費税を転嫁するための監視の仕組みやガイドラインの作成に力を入れている。 本来消費税は付加価値税。 外形標準課税の税率引き上げで税負担が増えるのと同じ。 本質的には転嫁を国が強制する話ではない。 堂々と値上げ政策が…