2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

WEB会議

スカイプなどを用いたWEB会議を利用しています。 さらにウェブカメラあれば、全国の税理士仲間と互いに顔を見ながら、原稿が作成できます。 メールを組み合わせ、原稿のやりとりをしながら、WEB会議で確認。 ウェブ会議ですから座談会形式で書籍まで企…

日本の貸借対照表

現代日本人は、過去のインフラ、資源を消費し、将来の利益を横取りしている選ばれた国民だ、そのように書いてある書籍を最近読みました。その通りだと思います。 韓国などすでに国自体が債務国ですね。その結果、為替安が生じてますが、これは現代やサムスン…

フツーの税理士

私の場合、フツーの税理士なので、フツーに業務をこなす中で何のオリジナリティを発揮できるかが重要テーマです。 税務署とケンカする。 利益増額コンサルタント。 執筆と講演会専門。 これは、自分の場合やりたくない。 特に前2者は、自分自信に惚れ込むこ…

税務調査は、税理士業務の華

調査官とケンカするのが良い税理士なのか。これは違います。 では、税務職員に主張すべきことはすべきなのか。 当然ですね。 税務職員とは議論ができます。 お互い遠慮なく「それは違う」「それはおかしい」という議論ができる前提があります。 自分が調査官…

ソロ活動とグループ活動

所長税理士1名という開業税理士は、原則ソロ活動です。 私の場合、相談できる共同経営の税理士がいない代わりに、メーリングリストや勉強会で、議論や共同執筆を通じ、グループ活動をしています。そして、実務で得たソロ活動の経験と、原稿などのグループ活…

自分の中のスイッチ

人間は、社会で生きてる限り、自分のスイッチを持っています。 場所が変われば自分自身の発する言葉も変わります。家ではいい加減でも外にでれば、社会人モードに切り替わるし、会う人によっても性格は切り替わる。社会的生き物である限り当然ですし、ぜんぜ…

公認会計士へのコンプレックス

税理士業界には、昔から公認会計士に対するコンプレックスがある(と思う)。 大企業が商売相手だし、会計は税務より上だと勝手に思い込んでいる(と思う)。 しかし、これだけ未就職問題や、粉飾事件が報道されると会計士のブランド価値は維持できないだろ…

2割8割の思考

思い込みは恐い。何しろ思い込みには自覚症状がありません。 思い込みと気付いたらその時点で思い込みではなくなります。 で、もっと恐いのが、「分かった!」と言う状態。 今までこうだと思い込んでいたことが、「分かった」わけですから、それこそこうなん…

努力・友情・勝利

努力友情勝利と言えば少年ジャンプですが。 しかし、誰に勝てば勝利なのか、どんな努力をすればよいのか。こういう価値観って時代によって変容しますね。 最近はケーブル放送などで昔のアニメが観られますが、自分の正義感が子供の頃見てたアニメから形作ら…

大阪の選挙

橋下氏の改革は、知事選と市長選の両方で当選するのが大前提のはずです。 府知事になり、大阪を変えようとしたら、大阪市の権限が大きすぎて、知事にできることは少ないことに気付いた。 もし、維新の会が、知事選に破れ、市長選には当選すれば、どうなるの…

読書メモ46 終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか(続き)

終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか 水野和夫 日本経済新聞出版社 永久に成長し続ける。 資源は無尽蔵だ。 そんなことあり得ないのは明かです。 成長することを想定しない資本主義はあり得ません。しかし、化石燃料が有限だとすれば、資…

読書メモ45 終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか

終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか 水野和夫 日本経済新聞出版社 資本主義で経済成長を成し遂げるには、エネルギーがただ同然で使い放題であることが条件と説明してます。要するに資源国から資源を安く買取り、付加価値を付けて輸出す…

税理士が理解する民事再生法と会社更生法の違い

倒産・再生事案では、すべての財産を評価(評定)します。 民事再生法は、「我が社は破産したら、これだけの配当が可能です。しかし、活かしておいていただけたら、今後の事業利益でこれだけの弁済ができます」というプレゼン資料として、財産評定をする。 …

民事再生法が登場した理由

昔は、再生型の倒産法制には、和議法と会社更生法がありました。 会社更生法は、経営者が入れ替わり、株主も強制的に100%減資されてしまいます。その代わり、抵当権者の実行も禁止してしまうほど強力で重厚な再生手続きです。 これに対し、和議法は、経…

ガラ税

難解税制や、誰も利用しないような規定を議論したり、原稿を書いたりしているだけだとガラパゴス税理士になってしまいます。 じゃ、すっかり難しくなってしまった税法は放棄してよいのか。 税理士が税法でミスするのは論外。 この税制は利用してはいけません…

未就職の会計士問題

会計士の合格発表がありました。 前年に比べ25%減少の1447人です。 大手監査法人は、採用を減らすことを明らかにしていますので、大量の未就職合格者が今年も出現することになります。 合格しても会計士登録ができない。 登録するには事実上、監査法人への…

TPPは歴史の必然か

イタリアの金利が上昇してますが。 しかし、EU圏諸国は、統一通貨のため、自国通貨安が生じず、結果、金利が急上昇しない。したがって、悪性インフレが起こらない。そのため破綻を免れている面もあるように思います。ただ、これは延命だけの効果しかないよ…

国民負担率について

現在の政府債務の増加要因は、社会保障費の自然増と保険料収入減少です。 増税や社会保険料のアップを国民が拒否すれば、それで済むのか。 年金制度とは、つまりは国が強制的に親の世代を養うという制度であって、仮に年金を廃止したり大幅に減額してところ…

オリンパスの上場維持

オリンパスの株価は、東電並みの暴落ですが。 上場廃止を織り込んでいたと思うのですが、上場は維持されそうだとの報道もあります。 粉飾は過去のことであり、現在の貸借対照表は健全。 税理士の感覚だと、期ズレによる過去の過少申告については、期ズレが解…

ギリシアの再生計画案

ギリシャはどうなるのでしょう。 現在は、民事再生を申し立てた状態。 いやでもドイツが主導で、救済すると思ったのですが。 救済されないと、昔の韓国などのようにIMFが緊縮財政を条件に援助することになるのでしょうか。 再生計画案が認められ、債務免…

非営利型一般社団法人は節税に利用できるか

公益制度改革で、誰でも簡単に設立可能になった、一般社団法人。 税法上の区分は次の3階建てです。 3階が、公益認定を受けた公益社団法人(収益事業のみ課税)。 2階が、非営利型の一般社団法人(収益事業のみ課税)。 1階が、全所得型の一般社団法人(…

必要なのは「ありがとう」

開業時に紹介していただいた決算だけの顧問先で、決算報酬などの支払いが遅れがちな会社がありました。 その会社で司法書士の紹介が必要ということになり、知り合いの司法書士を紹介したときに、つぎのように言いました。 「私としても仕事を紹介できて収穫…

能力のなさを知るのも収穫

税理士業をしていますので、情報交換は重要です。 メーリングリスト、勉強会などに参加していますが、情報を得る、知識を得る、ノウハウを得るのは、当然の目的として。 自分の能力のなさを知るのも収穫のうちです。 自分にどの部分のどのような知識、能力が…