公認会計士へのコンプレックス

 税理士業界には、昔から公認会計士に対するコンプレックスがある(と思う)。
 大企業が商売相手だし、会計は税務より上だと勝手に思い込んでいる(と思う)。
 しかし、これだけ未就職問題や、粉飾事件が報道されると会計士のブランド価値は維持できないだろう。
 監査法人でなく、個人開業の公認会計士でも、たまに、「税理士とは違う。だから顧問料も高い」などという会計士先生もいる。
 社長が、うちの先生は会計士なのでと言ってるのは、会計士自身が「うちは税理士とは違います」と自分で言ってるのですね。たぶん。
 税理士も外では「会計士さん」って呼ばれるし、個人開業してる限り会計士でも税理士でも計理士でも大差ないように思う。ここでは、税法の土俵で勝負しなければならない。客を獲得するのに資格は関係ない。
 とはいえ、会計士には優秀な人が多い。税法試験は受けていないのに税法でも税理士より優れた人がいくらでもいる。ここは本来、税理士が上でなければいけないところだが、税法を知らない税理士はいくらでもいる。
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