2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧
体で覚えろ、とよく言いますが。 これってウソで、覚えるのはあくまで脳であって体ではない。 というのは違うのですね。 まさに体が覚えるというのが最新の脳科学。 手が何かに触れる。 この場合、このように動かそう、という意図と、 実際にはこのように動…
一般社団法人や信託が登場したとき、税制が厳しすぎる、 法律的にはこのような問題がある、 だから使えない、という意見が多かった。 そこに常識を見つけ出すのが実務家の知恵。 税理士なら誰もが身につけている知識で実行できる手法はないかという視点です…
顧問税理士のための 相続・事業承継スキーム 発想のアイデア60 中央経済社 4刷が、年末年始をはさんで印刷に時間がかかってましたが、 これから出荷されるとのことです。 アマゾン、書店に来週には補充されると思います。 さらに売り上げを伸ばしたいと思い…
一般社団法人や、信託を活用するテーマの書籍が増えてきました。 利用法はたくさん紹介されつつあります。 今から書くならさらに1歩進んだ内容にしないといけない。 そしてそのようなアイデア、知恵があればまだ誰も知らない利用法が考えられるのがこれら制…
組織再編成税制、譲渡所得の特例、小規模宅地特例などは、 滅多に遭遇しないが、事案に当たるとミスは絶対許されない。 日頃から税法雑誌などで勉強できれば理想だが、解説記事を読み込むのはつらい。それは制度を暗記しなければならないと考えているから。 …
財産を法人に移転する手法は昔からポピュラーな節税手法ですが。 昔は所得の分散に主眼がありました。 今は相続税対策です。 ただし、評価引き下げ効果のために不動産を新築するのはリスクが高すぎてダメ。 やるなら、すでに保有している優良物件を個人から…
税法の書籍が売れなくなっています。 国税庁のHPなど、情報の質と量が充実しているネットの時代が一つの原因。 月曜にも消費税のQ&Aが出るとのこと。 それを参考に執筆した本が売れるはずありません。 今、40代以下の税理士は、朝、まずは国税庁のH…
過去に裁判し、ほぼ勝訴になった人はそれを武勇伝として語ります。 不利になりそうになったときに弁護士が戦ってくれた。 相手の弁護士が理不尽なことを主張してきた。 自分は信念を持ってやり遂げたと。 「では、もう一度裁判をやれといういわれたらどうで…
「人生何があるかわからない。いつ死ぬかもしれないので早期に生前贈与をしたい」 このような相談を受けることが多い。 このような場合、アドバイスは決まってます。 「そうですね。人生わかりません。100歳まで長生きするかもしれません。だから生前贈与な…
節税手法の難易度にも色々ある。 器械体操も昔はウルトラCと言っていたのが今やG難度まである。 保険節税や、借入金でアパート建築など、馴染みの節税がC難度だとすれば、 組織再編成やグループ法人税制を利用した難解な節税がG難度だろうか。 しかし忘…
鍛えなくてもライオンは生まれつき強いし、昆虫ですら餌の取り方を生まれながらにマスターしている。 人間の場合だけ、なぜ生きていくのに、 勉強し、経験しないと思考力が鍛えられないのか。 違うのですね。 生きるだけなら本能だけで十分。 知恵がある税理…
民法の改正で過去の決定に影響を及ぼす項目が相当多数になるといいます。 あるいは、経過措置が必要になるのですね。 これって税法が参考になるのではないかと。 改正による経過措置や、過去の取引への扱いなら税法は慣れっこ。
自分を見ることが大切。 他人を知る。 両方大事ですが、次の組み合わせで分析すると。 ┌─────────┬────────┬─────────┐ │ │自分が見えている│自分が見えていない│ ├─────────┼────────┼─────────┤ │他人が見えている │ (1) │ (3) │ ├─────────┼───────…
人間の行動はすべて過去の経験に縛られます。 これまでやってきたことを無駄にしたくない。 これまでの投資を無駄にはできない。 今までの決断は正しいはずだ。 そのために、 成功体験にこだわる。 赤字のアパートの処分ができなくなる。 値下がり株の損切り…
ビズアップ総研主催のセミナーです。 一般社団法人・信託を中心とした相続・事業承継スキーム 2014/3/20 (木) 13:30〜16:30 【大阪会場】 2014/3/28(金) 13:30〜16:30 【東京会場】 一般社団法人と信託に注目が集まりつつあります。 当たり前の解説は、簡…
専門家の仕事も拒否権を使いこなすことにあるのですね。 拒否権というとネガティブなイメージがありますが。 そうではなく、正しく拒否権を行使してこそクリエイティブな処理が可能だと思います。 間違った判断や、リスクの高い処理を切り捨てていけば、必然…
日経新聞の「哲おじさんと学くん」という哲学を学ぶ連載コラムが話題になっている。 しかし、脳科学が発展すると、じゃ、哲学ってなんなの、 という疑問がわいてくる。 「自由意思」とか、「決定論」と「因果論」などというのが、哲学の主要な論点らしい。 …
「意識」も自由な意思決定において、担当している役割がある(単純な脳、複雑な「私」 池谷裕二)。 それは拒否権の発動。 いろいろな行動の選択肢のデータが無意識領域から意識に送り込まれてくる。 それを拒否するのが意思の役割。 拒否しなかった選択肢を…
人間には自由意思は存在しないことが脳科学では定説になっている。 すべての決定は無意識領域が行っている。 手を動かそう、と思うより前に、脳内の各エリアでは手を動かす準備を始めている。 俺はこうしよう、と思うより前に、無意識領域では決定済み。 実…
予期せず贈与税を認定された。 これは最大の失敗課税で論外。 では、実務で贈与税を納める場合とは。 相続時精算課税による贈与を実行するとき。 110万円を僅かに超える贈与を実行するとき。 相続税が最高税率の資産家が生前贈与を実行するとき。 民事上…
イマイチだと思う文章を読んでいるときでも、 なぜか、いろいろと浮かんでくる文章ってあります。 書いてないことが次々と勝手に浮かんでくる。 自分の思考経路に沿って起承転結が進むので、 格納されている無意識の知識が呼び出されるのでしょう。 良い悪い…
専門家にはリスクを察知する独自のセンサがあるのですね。 弁護士なら法律の落とし穴に対するセンサーがはたらくのでしょう。 税理士であれば、当然税法です。 しかし、センサには様々な種類がある。 光センサ、赤外線センサ、超音波センサ、ガス探知センサ…
税理士業にはなかなか変化がないのですが。 変化がない環境ほど、実は見えない変化があります。 事務所の本業が第一。 特別なことはしません。 F難度の節税も不要。 しかし、そのために今までとは違う何ができるか。 アイデアが60個は発想できるか。 オマ…