自由な意思は存在しない4
専門家の仕事も拒否権を使いこなすことにあるのですね。
拒否権というとネガティブなイメージがありますが。
そうではなく、正しく拒否権を行使してこそクリエイティブな処理が可能だと思います。
間違った判断や、リスクの高い処理を切り捨てていけば、必然的にあるべき処理が決まる。
その前提にはいくつの処理が発想できるかという条件がある。
過去の経験のストックからいくつの発想ができるか、
そのうち、どれを拒否するか。
人間、過去の経験に縛られるからこそ、今、何を経験するかが将来の自分を育てる。
今日の経験は、明日の自分自分の教育。