日経新聞の「哲おじさんと学くん」という哲学を学ぶ連載コラムが話題になっている。
しかし、脳科学が発展すると、じゃ、哲学ってなんなの、
という疑問がわいてくる。
「自由意思」とか、「決定論」と「因果論」などというのが、哲学の主要な論点らしい。
脳科学は哲学を置き去りにしてしまったと思う。
そもそも「自由な意思」なんてのは存在しないことが明らかになったからだ。
というより、「目の前の彼は本当に存在するのか」
と考えている脳の発火状態が、今や物理的に分析できる。
彼も自分と同じように脳が働いていることが客観的に確認できてしまう。