2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

知識の仕入

専門家がセミナーに参加したり、実務解説書を読むのは商品の仕入と同じと言われます。 しかし、聞いただけの知識は役に立たない。 知識だけなら参加した全員が聞いています。 知識を加工して、消化吸収してはじめて自分のものになる。 しかし、その方法は誰…

ジョハリの窓

心理学では「ジョハリの窓」という図が用いられる。 人間に存在する4つの窓で、 一つが、自分も他人も知っている「自分」。 二つが、自分は知っているが他人は知らない「自分」。 三つが、自分は知らないが他人には分かっている「自分」。 四つが、自分も他…

三層を読む

専門家が、他人とお金の支出について話しあうとき、相手には3層あることを理解する必要があります。 表層:たとえ1万円でも道に捨てるのはもったいない。 2層:必要なものは払うができれば無駄なカネは節約したい。 3層:社会的地位や財力に応じたカネは…

二極化ではなく多様化

税理士業界は個人事務所と大規模法人に二極化すると言われていますが。 たぶん違うと思います。 二極化ではなく多様化するのがこれからの税理士業界。 ホームページを見ていても、低価格、資産税特化、医療特化、税務調査専門といろいろ。 ただし、昔のまま…

成長するのはやり終えた後

目の前の仕事について、今現在の能力以上の結果を出すことは不可能です。 短期間で成長するなんてムリ。 成長するのはいつか。 仕事をやり終えたときです。 今、努力するのは、現在、見えていない次の仕事のため。

設備投資減税

日銀による金利政策は、インフレ経済では有効でした。 しかし、デフレ経済では、金利の調整による景気調整は不可能。 飛び上がろうとする風船(過熱する景気)を引っ張ることは可能。 しかし、浮力を失う風船(デフレ)をヒモで押すことはできない。 租税特…

無借金の時代

20年前なら、どんな優良企業でも借入金なしでは、資金が回らなかったはずです。 しかし今、税理士の顧問先の10社に1社は無借金かそれに近いのではないでしょうか。 デフレの結果です。 総資産は縮小しながらも、内部留保が増えていき、借入金が減少して…