設備投資減税

 日銀による金利政策は、インフレ経済では有効でした。
 しかし、デフレ経済では、金利の調整による景気調整は不可能。

 飛び上がろうとする風船(過熱する景気)を引っ張ることは可能。
 しかし、浮力を失う風船(デフレ)をヒモで押すことはできない。

 租税特別措置法も同様です。

 50年前は租税特別措置法による産業政策は効果抜群だったはず。
 今は、新規の設備投資に対する淡い期待でしかない。

 節税を理由に、太陽光発電を有効な投資だ、と説明する専門家には問題があると思う。