29年度 滞納発生割合は1%

 週刊税のしるべ 平成30年8月20日
 29年度 滞納発生割合は1%
 国税庁発足以来、最低に

 滞納の新規発生割合(新規滞納額/徴収決定済み額)が1%にまで低下。

 稼ぎに応じた税金を滞納するということは、

 納税までに使い込んでしまった。
 新規の事業投資に失敗した。
 税金を払う気がない悪い納税者。
 借金が多く稼ぎがあっても納税できない。

 と言うことを意味する。
 滞納率の低下は、デフレが原因だろう。
 借金が減り現金が増加するデフレ経済を反映している。

 また、滞納はしないという国民の納税意識も反映しているだろう。
 デフレ経済は国民の成熟を促す作用もあるのだと思う。
 モノが欲しい欲しいというのがインフレ経済ですから。
 いや、国民が成熟したからデフレになるのか。