石弘光氏

 石弘光氏が亡くなりましたが、個人的に印象に残ってるのは、2005年に税調会長を務めていたときの、給与所得控除縮小の提言。

 あのときはサラリーマン増税だとして国民的バッシングが起きました。

 給与所得に手をつけるなど不可能に思えましたが、高額給与者の給与所得控除の上限を設ける改正が実現し、いまや850万円の給与収入に上限が設けられるに至ってます。将来的にはさらに改正があるでしょう。

 改正に反対はするが決まってしまえば素直に従うのが日本人の個性。それを改めて感じました。