ジョハリの窓

 心理学では「ジョハリの窓」という図が用いられる。

 人間に存在する4つの窓で、
 一つが、自分も他人も知っている「自分」。
 二つが、自分は知っているが他人は知らない「自分」。
 三つが、自分は知らないが他人には分かっている「自分」。
 四つが、自分も他人も知らない「自分」。

 これを理解することで、コミュニケーションに役立てようというものですが。
 しかし、そもそも、これを自分で分析するのが難しい。

 他人は知らないはずの「自分」というのは、実は他人からは見えてしまっている。

 分かってくれているはずだという「自分」は、他人からは見えていない。
 さらに、自分が見えていない人だということは、他人から見えてしまっている。