税法書籍が売れない

 税法の書籍が売れなくなっています。

 国税庁のHPなど、情報の質と量が充実しているネットの時代が一つの原因。
 月曜にも消費税のQ&Aが出るとのこと。
 それを参考に執筆した本が売れるはずありません。
 今、40代以下の税理士は、朝、まずは国税庁のHPを見る。

 二つには税法が難しくなっていることにあるのではないでしょうか。
 条文が難しいと本が売れるのか。
 否、逆に勉強の意欲を削ぐのではないかと思います。
 全員にとって難しければ、俺だけ取り残されるわけでもない。

 三つ目として、誰にでも本が書けるのも品質低下に繋がっていると思う。
 誰にでも書いてもらわないと年間出版点数が稼げないのですが、
 それが質の低下に繋がっている。