税理士業務の落とし穴の種類

 税理士業務における判断の種類は、1種類ではありません。

 よくグレーゾーンといいますが、黒から白までがグラデーションになっていると、どこで妥協するのかが難しくなります。必要なのは価値判断になります。

 リスクが隠されており、落とし穴に気付かないというケースもあります。
 組織再編成税制がこれにあたるでしょう。
 適格再編の結果、受入会社の譲渡損が否定されてしまうケースです。

 ダメな場合もあります。落とし穴があるわけでもないのに、専門家がどこかに落とし穴があると思ってしまうケースです。
 節税機会などを逃し、顧客に損害を与えてしまうことになります。