消費税は付加価値税

 消費税の名称は、本来、加価値税とすべきだった。

 消費税は売上に転嫁するために仕入税額控除を採用している。
 これは多くの税理士が信じているウソの理屈。
 消費税の専門家と称する税理士ですら転嫁する税金と論じている。

 付加価値税と考えれば理屈を論じることができる。

 消費税と名付けられたのは、消費者が負担するのであって、
 事業者は負担しないという政治の産物。

 表向きは、
 国税は3文字のほうが格式があっていいでしょ、と。

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 速報税理10/1号

 なお、蛇足であるが、消費税は本来「付加価値税」と命名すべきであるところ、重要な財源となる国税については”国税漢字3文字の原則”がよろしいということで、「消費税」と命名された背景がある。わが国消費税は、まさに減算(控除)方式により付加価値(=生産高−外部購入原価)をもとめ、これに課税する付加価値税体系なのである。”消費”という文言に惑わされないことが重要である。