中小企業の株価評価

 株価評価は、税理士の資産税業務の一つです。
 ただ、自社株の評価といっても経営者にはぴんと来ません。
 株価評価は、まずやってみてはじめて社長自身のニーズが出現します。
 概算計算で評価してみると社長さんは、質問、疑問、異論が出てきます。
 そこで始めて税理士と経営者で本当の説明と議論が出来る。
 自社株の後継者への移転、相続対策などは、その次の段階です。
 私は、自社株の評価をお願いできますかと依頼が来たときは、より深みのある提案をするきっかけと捉えています。
 しばらくやりとりしてると、何にも知らなかった社長さんが「通達評価は」「類似業種比準価額は」なんて言うようになります。