新聞を読む理由

 新聞発行部数が激減傾向にあるのは周知の通りですが。
 しかし、視野を広げ、他人の視点を知り、社会の傾向を把握するのに新聞は欠かせません。
 私は最近はコラムを中心に読んでします。
 テーマをもって日経新聞を読みます。
 プロムナードでは、「最近の若者はけしからん」というただの親父の説教が、作家が書くと読ませる文章になっている。なぜだろう。
 大機小機では、切れ味のある人と何故こんなアホなのと思う書き手が玉石混淆。あの鋭い(バカな)人は今回何を書いてるの。
 段ボールの造形に人生をかけているなんて作家の紹介では、読む前に、段ボールで何が出来るのかイメージを考えてから読むと、自分の発想力のなさを発見できる。
 私の履歴書では、シェークスピアの演劇の現場とアカデミズムの架け橋となるのが自分の道だ、と発見したという東大教授の話で。今現在の自分が語る過去の自分です。