大阪都構想

 賛成派の意見
 1 二重行政の無駄が解消される
 2 グルーバルな都市競争を勝つために必要だ
 3 大阪が活性化し、企業業績がよくなり税収が増える
 4 区長に権限を委譲する地域主権の強化
 しかし、大阪都へ移行しても職員そのものが減るわけではない。組織の組み替え自体は無駄解消とは無関係でしょう。都市間競争ってそもそも何なのか。歴史も構造も異なるものを比較する意味はないのではないか。組織を組み替えても税収は増えない。グループ企業内で合併や分割をしても売上は増えないし、借入金が減らないのは当たり前です。
 維新の会の手法は、敵を明確にすることで、主張自体が明確であるかのような印象を与えることに成功していますが。
 結局のところ、大阪都=大阪が良くなるというのは論理が飛躍しすぎていて何をしたいのかが見えませんし、説明は巧みに避けられています。