ジャクソンファミリー信託

 マイケルジャクソンの死後、遺された子供のための信託が設定されていることがニュースになりました。

 アメリカでは遺言で遺産を処分すると、相続人の確定手続きや財産の内容が、裁判手続きで公開されます。

 公開手続きを避けるために利用されているのが信託で、生前に信託を設定して財産の処分を決定しておくわけです。

 しかしマイケルジャクソンの場合、信託なのに、その内容が公開されている。

 なぜかと思ったら、遺言で信託を設定しているのですね。
 そのために、遺言が公開され、信託の内容も明らかになっているというわけです。