税務署来たら 8割「白旗」
税務署が来たら8割で追徴課税が生じる。
このことをもって、税務署は過酷な取り立てをすると論じる人がいますが。
これって、ちがいます。
所得を計上しており、税務署から見て申告書の処理に違和感がある、
あるいは、過去に申告漏れがあった納税者が調査先に選ばれるのだから、
このような統計が出るのは当然。
では、税務署の指摘で簡単に誤りを認める税理士に問題があるのか。
これも違います。
納税者有利の処理をしているからこそ、調査で追加納税が発生することになる。
もし、調査で何の問題もないと言うことであれば、それは過大に納税していると言うことに他ならない。
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税務署来たら 8割「白旗」
税務署の調査が入ると所得税や相続税なら8割、法人税では7割が「申告漏れ」などの更正処分を受ける――。国税庁の統計を分析するとこんな実態が浮かび上がった。「税務署に目を付けられたらひとまず白旗を揚げる」。そんな世間の通り相場がデータからもうかがえる。2015/6/1 日本経済新聞