担当は2人がよいのか

 税理士事務所の担当者は数年ごとに変更すべきだ。
 顧問先には2人体制で担当するほうがサービスの質が向上する。

 どこの税理士事務所でも会議でこのような意見が出ると思う。

 結局、8割2割の法則だと思います。

 8割の職員はどの顧問先の担当になろうとそれなりに関係を築く。
 2割のどうしようもない職員が人間関係で揉めてしまう。

 担当者はツライよ、
 これは誰にだってありますが。

 しかし、ボスからしたら、
 給料払ってるんだからそんなの当たり前。

 性格が合わないから担当替えを、
 なんていうヤツは早く辞めて欲しい。

 担当者2人なら顧問先は2倍安心か。
 違うと思います。

 むしろ、責任を分散してしまう。
 1+1は3にはならない。1以下になってしまう。
 顧問先の経営者にはこれが見えてしまう。
 たぶん、ミスは減らない。

 俺がしくじったら大変なことになる。
 この緊張感が必要です。

 気になることはなんでも隣の同僚に相談できる。
 条文解釈でワイワイ盛り上がる
 この雰囲気作りができているのが良い税理士事務所。