地方金融機関の衰退
3年後には、
地銀は8割強で減益。
2割で経常益が半減。
メガバンクは海外で稼ぎ最高益を出していますが。
地方の下位行にいくほど見通しが厳しい。
銀行は国債の保有で収益を補っている。
金利が低下(=国債の価格は上昇)すると保有する国債に益が生じる。
しかし、国債の保有で賄えるほど甘くない。
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地銀の2割、経常益半減
日経新聞夕刊
金融庁が全国の106の地方銀行の利益見通しを試算したところ、2018年3月期には全行の2割で経常益が今の半分以下になることがわかった。8割の銀行で経常利益が減る。金利低下が続く中、過去の高い金利での貸し出しが低い錦地に置き換わり利ざやが縮小するのが主因。地銀の下位行ほど収益環境が厳しくなる見通しで、金融庁は再編による規模拡大や経営モデルの刷新など戦略転換を促す。