自由と多様性

 生まれた頃、人は誰も無限の可能性を持つ。
 大人になるとともに選択肢はなくなっていく。
 
 しかし、選択肢を失うのは、
 多様性と成長への条件。

 カンブリア紀には、多様な生物がいた。
 目が3つあるものや卍型の生物までいた。

 それが、ほ乳類・は虫類・魚類などに絞られ、
 さらに今より多様なほ乳類も多くの種が絶滅しました。
 競合するほ乳類が滅んだおかげで生き残った犬・猫が多様性を極めている。

 人類もそうです。
 ネアンデルタール人や○○人が滅び、ホモサピエンスだけが生き残った。
 ただ1種の人類が多様性を極めている。

 選択肢が失うからこそ、
 その中での積み重ね、自由が確保できるのだと思います。

 財産をどう運用すべきか、
 何を勉強すべきか、
 誰を仕事の相手と考えるか、
 どういう人と付き合うかという、
 人生を積み重ねることが可能になる。

 50代で未だに選択肢があり、10年後の自分の人生が不明だったら、
 構築したものすべてが無駄になってしまいます。

 何も構築していない、若い人は、
 根拠のない自信が不可欠なのですね。

 それ以外に自分を肯定するものがない。