29年度 滞納発生割合は1%
週刊税のしるべ 平成30年8月20日
29年度 滞納発生割合は1%
国税庁発足以来、最低に
滞納の新規発生割合(新規滞納額/徴収決定済み額)が1%にまで低下。
稼ぎに応じた税金を滞納するということは、
納税までに使い込んでしまった。
新規の事業投資に失敗した。
税金を払う気がない悪い納税者。
借金が多く稼ぎがあっても納税できない。
と言うことを意味する。
滞納率の低下は、デフレが原因だろう。
借金が減り現金が増加するデフレ経済を反映している。
また、滞納はしないという国民の納税意識も反映しているだろう。
デフレ経済は国民の成熟を促す作用もあるのだと思う。
モノが欲しい欲しいというのがインフレ経済ですから。
いや、国民が成熟したからデフレになるのか。
税法ってヤツは
税理士にとって税法はメシの種。
税負担を意識した遺産分割や設備投資など、ツールにもなる。
しかし、税理士は常に申告のミスを恐れる。
税制の無知や節税の失敗は致命的。
税法を支配したいと思いながら、
税法に振り回されているのが税理士。
仮説と検証
出版って仮説と検証です。
読者にとってこれが面白いだろう、
読者はこういうことに興味があるはずだ、
読者が今知りたいのはこれだろう。
筆者にとっての仮説です。
その結果は、売れるか売れないかでシビアに検証される。
間違った補助線を引く人たち
アイデアを生み出す、独自の視点から物事を見る。
このために常識を疑うことは不可欠。
これを養うのが算数なのだ。
特に補助線を引かなければ解けない問題。
常識的には四角にしか見えない問題に補助線を引いて三角の集まりにする。
これは常識を疑う力に直結している。
主税局の「これは四角です」という税制改正の説明を疑いもしない人。
補助線を引いてみれば実は2つの三角であることがわかる。
ここに、本当の改正理由が隠れている。
間違った補助線を簡単に引いてしまう人もいる。
陰謀論を類を簡単に信じてしまう人です。
四角形だという思い込みを捨てることができているだろうか。
答を聞いてみれば、あ、そうか、と当たり前だが、いわれなければ気付かない。
ここにアイデアが潜んでいる。
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成功の五角形で勝利をつかめ!
三田紀房 コルク
数学やロジカルシンキングにおける「ヒラメキ力」とはなにか?
これはもう、「常識を疑う力」のことである。
たとえば、図形問題に書かれた四角形を「常識的」に眺めていても、補助線なんて浮かんでこない。適当なところに線を引いてみても、それが当たる確率は極めて低い。
しかし、四角形という思い込みを捨てて、それを「二つの三角形」と考えることができれば、補助線が浮かぶかもしれない。
ロジカルシンキングにとって、もっとも気をつけなければならないのが「常識」と「思い込み」にとらわれること、そして「気分や感情に流されること」なのだ。