寄附と復興財源

 寄附は、善意ですし、しないよりは良いに決まってます。ただ、寄附で集まる金と、復興に必要な財源とでは、桁が違うのも事実です。
 仮に、必要財源10兆円、寄附で動いた金が500億円とすると0.5%に過ぎません。
 1千万円必要なところ、5万円が寄附で賄われたのと同じです。
 復興財源論は、現実には、税金か国債発行の議論が必要です。つまり、真に復興する力を持つのは政府だけです。