脳みそが育つのを待つ

 子育てとは、子が自分で理解し自覚を持つようになるのを待つ以外ありませんね。しつけが厳しいか放任かは本質的には関係ありません。スポーツの指導も、いくら上手に技術を指導しても、本質は選手が技術を習得するのを待つしかないわけです。
 これって、自分の脳みそについてもいえる。
 本を読む。実務書を読む。議論する。経験を積む。
 気長に、自分の脳みそが育つのを待つ。手っ取り早く入手できた知識なんてあまり役に立ちません。
 と思えば、自分の思考力の向上が、木の成長のように遅いのも諦めがつくかと。