財政赤字の行方と税理士のアドバイス

 財政赤字はほぼ1000兆円。
 国債が国内投資家だけで消化できなくなるのが、○○年後。
 国債はその瞬間暴落し、超高金利、為替下落、インフレが起こり、日本初の世界恐慌が起こる。

 というのは現実的でないと思う。
 国債を海外投資家に頼らないといけない国はいくらでもある。すぐに暴落に結びつけるのは飛躍しすぎだと思う。
 少しずつ、外国人投資家の国債購入比率が増え、少しずつ金利が上昇し、少しずつ為替安が進行する。インフレで政府債務は実質減少し、円安で、トヨタはじめ輸出産業が復活。
 いつ変化があるのかは誰にも予測不能
 その後、社会がどう変化するかも予測不能
 しかし変化を感じ取るとることは可能だと思う。
 そうすれば、やってはいけないことと、すべきことの流れは読める。
 これを顧問先へアドバイスする。資産税の提案もこの視点から。
 それには、税理士こそが適任だと思う。