政治家の原体験

 レーガンは、俳優時代に90%の所得税負担を経験した。当時は、社会保障時の増大が財政を圧迫していた。それで、なんで俺が90%もの所得税を負担するの。これが将来、小さな政府と規制緩和を政治家として生涯断行する原体験になった。いわゆるレーガノミクスです。
 また、知事時代は、学生運動との闘いなど、荒れる若者との対峙が、自由と引き換えに伝統と自己責任による法令遵守の厳格さを求めることに繋がる。要は、甘ったれたこと言うな、ということですね。
 さて、閉塞状況のなか、そのレーガン思想を受け継いだ小泉首相橋下知事を見て育った将来の日本のリーダーはどのように行動するのでしょうか。
 ちょっと楽しみではあります。