論理的思考に感情は不可欠です。感情と言っても喜びや不満を表すということではありません。なにしろ量子力学の論文ですら感情が必要と聞きます。学術論文であっても好き嫌い、快不快、価値観なしには何の主張もない文章になってしまいます。
赤と白を混ぜるとピンクになってしまう。
赤と白を混ぜることでピンクができる。
赤と白を混ぜないとピンクはできない。
赤と白を混ぜたもの、それがピンクだ。
人が発するものである限り何らかの感情が組み込まれていることになります。
ただ、それが浅かったり反感も共感もできないものがつまらない文章と言うことになるわけです。