広大地評価は改正が必要だった

 周囲の標準値に比し著しく広大か否か。
 開発する際に潰れ地が生じるか否か。

 上記の個別判断が必要であり、
 それが故に実務は大変だった。

 今回の改正で形式判断のみで良くなった。
 なぜか。
 
 今回の改正は納税者よりも、
 課税庁側の混乱をなくすものだったように思います。

 税理士からの事前の個別相談。
 見直し税理士からの節度のない還付請求。
 調査で否認するにしても現場は大変。

 現場の調査官はそのすべてに対応しなければならない。
 しかし広大地評価はそもそもが不明確。

 実務はすでに限界になっており、
 個別判断を不要とする改正は、
 当然の改正だった。