最初が肝心

 最初の一文、最初の一言。
 これって重要ですね。ここでダメだと判断されたら後は取り返せない。
 さらには思考は流れですから、自分自身にリズムを与えるためにも最初は大事なのではないかと。
 たとえ日常業務でも最初に取りかかる瞬間に緊張感が必要なのではないかと。

 物語論
 木村俊介 講談社現代新書

  P148
 まず、漫画のページをめくりますよね。すると右上に1コマ目がでてくるけど、まず、そのコマが何のためにあるのかという意味が必要なんです。その1コマ目にストーリー上において重要な意味があるほど、次のコマとの間に緊張感が発生していく。それがコマ割りにリズムを与えてくれるわけです。だから、はじめにやるべきことは「1コマ目の意味をどれだけわかりやすくできるかのか?」なのです。