株価の上昇で消費が回復しているとの報道が相次いでいますが。
今の状況はなにもアベノミクスが生み出した特別な状況ではありません。
平成の27年間にも当然に景気循環はありました。
つまりは、
現在のレベルの景気上昇期は、
この27年の間にも繰り返し生じてきました。
ではピケティ理論によって、資産家が金利水準を超える余剰を
享受してきたのか。
日本は欧州と異なり、
資産家がより金持ちになる現象は生じていません。
金持ちと貧乏人の格差が広がっているのではなく、
貧困層がじわじわ増えているのが日本の現状。
ピケティ理論はおそらく、
フランスを中心としたヨーロッパ固有の現象です。