事故例パンフ2020年④
気になる事例をあげると。
保険が払われなかった事例1
顧問先に事業の業態の変更があった。
簡易課税の業種が変わり原則課税が有利になった。
簡易課税不適用を届け出、決算期を変更して原則課税に戻した。
しかし決算期変更を提案するのが遅く、2月分余分な消費税を払う羽目に。
税理士の責任ありだが、事前相談特約に加入してなかったのでアウト。
…… 決算期変更まで提案する必要があるのか疑問。
…… この種の事例では設立年度を7ヵ月にすべきというのがあるが……。
…… よほど顧問先と険悪だったのか。
保険が払われなかった事例2
依頼されていたのに事前確定届出給与の届出を失念。
保険請求をしたところ、前期の決算賞与と発覚。
職務執行期間の給与ではないのだから、
どのみち役員賞与なのだから損金不算入。
保険払われず。
…… 決算賞与だからダメって本当だろうか。
…… 事前確定給与の届出をしていれば、
…… 税務調査でも問題にならなかったのでは。