報酬の請求
税理士の仕事には報酬の面では次の2種類があると思います。
1 報酬を請求させていただく。それだけのサービスを提供しているというカタチができる。
2 報酬は請求しない。その場で感謝はされないが経営者の無意識領域には感謝を保存していただけます。
これを入れ違えたらダメなのだと思います。
顧問料でやるべきことを別途請求したら、じゃ、顧問料はなんなのとなります。顧問料の価値が下がれば税理士の存在価値が低下します。顧問先には可能な限り別途請求は控えるべきだと考えています。
逆にリスクの高い仕事は報酬をいただく必要があります。お客様の支払う覚悟もそうですが、受け取る覚悟も必要だからです。
この場合は報酬が、依頼者にとっても税理士にとっても引き受けるべきか否かの基準になるわけです。