選択肢がなくなる時代
選択肢が多様化しているのが現代社会です。
社会に出たら就職し、20代で結婚して、40代でマイホーム。
しかし今はそのような人生は強制されません。働かないという選択も可能。親が面倒を見てくれる限りそれも人生の選択。財政が赤字でもやっていけるのは民間の富の蓄積があるからです。
仮に今後、経済が縮小し続け、日本人全員を支える余裕がなくなるとどうなるのでしょう。
戦後に戻るのですね。選択の余地なく働くほかなくなる。結婚しないという選択肢もなくなる。
社会が変われば生活も変わる。
ただ、時代の端境期で犠牲になる人たちは大変です。
選択の多様化は、平均的な6割の人にとっては無関係。
うまく選択できる2割の人にとっては、よい時代。
上手く選択できない2割の人にとっては苦痛でしかない。