昭和と円安

 円安は景気をよくする。
 たしかに昭和50年までならこれでした。

 技術が不足。
 外貨が不足。
 供給力が不足。
 自己資本が不足。

 輸出企業が外貨を稼ぎ、
 海外から技術や設備を購入しなければならない。

 そのためには国民には痛み(物価上昇、高金利
 を我慢してもらう必要があった。

 円安にし、無理矢理に物価を上昇させれば、昭和の時代が取り戻せるというのが安倍首相と黒田総裁のお考え。

 日本の輸出企業は、すでに政府から独り立ちしてると思います。
 円高でも利益は出せる。

 円安政策で保護する必要もないし、国民もいつまでも社会保険料の負担や家族手当の給与慣行など、大企業に頼っていてはダメ。

 円高になれば世界に投資ができます。

 投資してもらう必要があった昭和の時代から脱却し、投資する国になる必要がある。

 いや、すでにそのよう国になっている。