経営者に税法知識は不要

 経営者が税法を知識としてマスターする必要はあるのか。
 その必要はありません。
 病気の患者が医学書や学会の報告を理解する必要はありませんから。
 いや、事前に知識がなければ余計な税負担や調査でトラブルが生じるではないか。
 しかし事前に病気を予防するのに医学会への参加は不要です。
 ではどうするのか。
 納税者に替わって判断するのが税理士の仕事です。問題点を事前に読み取り、判断と決断を納税者に伝えるのが税理士の役割です。