目の前の景色と背後の景色

 会話をするとき、相手の背後が見えていますが、会話をする相手が見ているのは、自分の背後の景色です。
 仕事では相手が見ている背後の景色を洞察しながら会話することが必要です。
 そうしてはじめて事案の着地点がみえてきます。
 税理士が見ている風景と経営者が見ている風景。
 男が見ている風景と女が見ている風景。
 上司と部下、若者と老人、税理士と税務調査官。
 見ている景色は、窓の外と書籍棚の違いがあります。