2012-01-01から1年間の記事一覧
税法における自己株式の取扱いは、次のように区分できる。それは商法・会社法に追従し、かつ、税法理論の整合を図るための歴史だった。 ――――――13/10/1―― ―――18/4/1――――――22/10/1―――――― … 第1時代 …|… 第2時代 …|… 第3時代 …|… 第4時代 …(1)改正の…
聖書をどう解釈するかという学問が神学ですが、中世の神学者は、アリストテ レス哲学の論証にキリスト教が耐えうるのかを試さずにはいられなかったことが わかります。トマス・アクィナスの神学大全です。 哲学的論証に耐えうるキリスト教も興味がありますが…
勉強会仲間5人による共著です。 http://www.zaikyo.or.jp/bookshop/products/product/870 税務弘報の連載から続く5名の座談会形式です。一度は経験する事案を掘り下げ、あくまで実務にこだわった内容です。 退職金課税、海外進出、信託、小規模場宅地、譲…
戦争を経験しているか否か。 バブルを経験しているか否か。 経験しているか否かで、人生観が違うのでしょうね。 身に纏う空気が違う。 将来世代が経験できないこと、今しか経験できないことってなんでしょうか。 原発事故、 政治の混乱、 税制改正のねじれ ………
法人税の節約を考え、適格会社分割を実行した。 その直後に、90%を支配するオーナー株主の父に相続が発生した。 この場合、承継会社の株式の相続評価額は不利益に上昇してしまいます。 仮に、相続評価80億円、時価100億円、含み益50億円の土地を分…
税理士事務所ですが、顧問先の増加は、なぜか一定程度で止まってしまいます。 死ぬまで成長を続けるハ虫類でななく、成長が止まるほ乳類型の成長をするのが社会の至る所で見受ける成長です。 人により違うのはなぜでしょう。 職員3名で止まる税理士、10人…
物理学者の本を読むと、 なぜ宇宙や素粒子を研究するのか。それは人間は世の仕組みを解明せずにはいられないからだと答えています。 社会全体から見れば、直接生活に役立たない理論物理も人類が進歩するための訓練なのですね。
会計士試験は簡単になったとよく聞くのですが、ここ数年の合格率は引き下げられているのですね。 試験の難易度では、以前に戻って、超最難資格になっているのですね。 しかし、受験者の減少もすごい。 受験者数 合格者数 合格率平成24年 17,894人 1,347名 7.…
ノーベル賞を受賞した山中教授は、臨床医としてはやっていけなかったことや、研究資金難を乗り越えてきた経歴が、挫折と再起で、紹介されることが多いようです。 しかし、ご本人は挫折とか再起とは考えていなかったと思う。それは他人がそのようなストーリを…
民主党はメルトダウン。自民党もかつての力が残ってるとは思えない。 第三極勢力もまとまることはないだろう。空中分解は目に見えている。 自民党が与党に返り咲いたとしても、どこと連立を組むかですが。 いずれにしても新しい仕組みを作り出せるような政党…
顧問先への御挨拶の帰りに撮りました。 それほど大きいわけではありませんがなかなか立派な銀杏の木です。
事務所を移転しました。 義父の逝去に伴い業務を承継します。 今、引っ越しの最中です。 大阪市内から京都へ、北支部から宇治支部への移転です。
顧問先獲得は偶然から。 狙って獲得できるものではありません。 目の前の仕事を誠実にこなす。 逆から言えば、日常の対応すべてが、顧客獲得のためです。 無料相談、ややこしい質問、ちょっと自分には出来ないと思えるレベルの仕事、新たなITの仕組み導入…
他の税理士を下に位置付ける宣伝文句を載せる税理士のHPは多いのですが。 で、自分は他とは違うと。 しかし、これを自分の顧問先が見たら、「なるほど、気軽に税理士は変更していいんだ」というメッセージを送っているのと同じ。 とは考えないのだろうか。…
現在、税理士資格は、試験合格者と免除者に限るべきと税理士会が主張し、それは論外と会計士協会が運動しています。 仮に税理士会の主張が実現したら。 自分が今からどちらを目指すかを選ぶとしたら悩みそうだ。 税理士を目指し簿記を勉強していた20年前な…
無駄な大学は減らすべきだと思います。 必要な大学であっても無駄な制度は廃止すべきですし。 テレビで大学を断念せざるを得ないと涙を流す女子学生のインタヴューが流されても、非情に進めていく必要があります。 それは酷いという人がいるかも知れませんが…
子どもがウルトラマンに、ウッディの帽子をかぶせて遊んでいる。 カッコイイので思わず撮ってしまった。
かみ砕いて理解する。 意味を噛みしめる。 理解を「味」で表現しています。 「味」の好き嫌いは理屈ではありません。 なにごとも、好きか嫌いかは、味覚と同じように、理屈抜きの好みなんでしょうね。
税理士業界も大規模税理士法人と個人税理士法人に集約されるとか、大規模税理士法人だけが生き残るなどいわれてますが。 今のところそのような動きはないように思います。 大規模な税理士法人も登場してますが、小規模でも中規模でも存続は可能です。 税務代…
資産家の遺産争いと非資産家の遺産争いも、共通するのは感情です。 とにかく財産をできるだけ欲しいからと争う人なんていません。 自分が損させられているのではないか、兄弟は自分を丸め込もうとしているのではないか、俺が親の面倒を見たのを兄弟は全然認…
国税庁の質疑応答事例が一部新しくなっています。 解散後の期限切れ欠損金の利用ですが。 国税庁ホームページリニューアルのお知らせ|国税庁 法人税を計上したら債務超過になってしまう事案では、残余財産がないとして、期限切れ欠損金が利用できるとありま…
仮に高齢の母のアパートの管理をなんとかしたいと相談されたら。 《1》法人成り、管理会社の設立、生前贈与、遺言書を書いてもらう、成年後見制度を利用する。 《2》資金の問題、課税関係、含み益がある場合、アパートの所有権移転はどうするか。 《3》検…
最初の一文、最初の一言。 これって重要ですね。ここでダメだと判断されたら後は取り返せない。 さらには思考は流れですから、自分自身にリズムを与えるためにも最初は大事なのではないかと。 たとえ日常業務でも最初に取りかかる瞬間に緊張感が必要なのでは…
自分の能力ではちょっとこなせない仕事が来た。 その仕事をやり遂げるには自分が成長する必要がある。 これは専門家でも同じです。 その都度実務そのものに教えられながら仕事を完了する。 専門的能力があるから専門知識を指導する。このような仕事は価値が…
厚生年金基金がもたないそうですが。 10年後に廃止すると。 年金制度の、危険の順位はたぶんこんな感じかと。 右肩上がりの利回りを保証している積立型の年金が一番危険。 危険(高) 企業年金基金 民間生保の積立年金 …… 小規模企業共済 税理士国民年金基…
組織再編税制、連結納税、そしてグループ法人税制は、特別法でやって欲しかったという意見があります。 今の法人税の読み取りがたい難解さは半端ではない。 これって、立法技術的に今からでも可能でしょうか。 これらの条文を本法から削除し、平成30年税制…
子会社を非適格で合併した。 子会社では含み益があり所得が計上されるものの、債務超過だ。 こんなケースでも通常の解散と違い期限切れ欠損金は使用できないのですね。 残余財産がない解散には違いないのですが。 なぜでしょうか。 これには、なぜ合併の解散…
間抜けの構造 ビートたけし 新潮新書 次々溢れるネタのような語り口は才能ですね。たぶん、自分で実際に書いているわけではないと思うのですが、何のメモも資料もなしで湧き出てくるのでしょう。 P84 今はCDもDVDもあるから、師匠について稽古しなく…
「分かった」と認識するのは簡単なことです。他人の言説を聞いて「そうか」と思えば良いだけですから。 対して、「まだ分かったとは言えない」と疑問を持ち続けるためには、ここがおかしいという違和感が必要です。 違和感は無意識領域が出すシグナルです。 …
税理士や会計士を受験する人は必ず簿記を学びます。 はじめて簿記2級を独学ではじめたころは、全く理解できず、日商簿記2級に合格すれば自分はどれだけ優秀になれるのだろう、とワクワクしたものです。 知識ゼロから簿記を理解するのは難しかったと思う。 …